夫からアメリカ駐在の決定を告げられた時、妻は?!
渡米前に色々と準備することがあります。
必要な物を買うことの他に、アメリカに駐在するなら、是非とも準備してほしいこと、それは
「国際運転免許証」を取得するということです。
アメリカの都会では電車やバスが通っていますが、
基本的に車がないと生活できないのがアメリカです。
アメリカで英語がしゃべれなくでもなんとでも生活していけますが、車が運転できないことは致命傷です。
何としてでも国際運転免許証を取得して、渡米してください。
日本で運転免許証がない場合は、合宿などに参加するなりしてとにかく、まず日本での運転免許証を取得し、国際運転免許証を取得することを強くお勧めします。
駐在のお友達は、まさに渡米前に日本で運転免許証を取得し、そのあと国際運転免許証を取得して渡米しましたよ。
国際運転免許証とは

海外で車を運転する場合は、まず、日本で「国際運転免許証」を取得する必要があります。
日本が加盟している「ジュネーブ条約」に基づき、各都道府県の公安委員会が発行します。
そして、加盟国がそれぞれの国で発行された国際運転免許証を認め合います。
国際運転免許証の有効期限は1年です。
ただ、アメリカ駐在の場合は、州によって期間は違いますが1か月から3か月などの間に、アメリカ現地での運転免許証を取得しなかればいけませんので、必ず赴任する州で免許証を取得しましょう。
国際運転免許証の取得方法
申請場所は、各都道府県警察署の運転免許課、住民票所在地の免許センター、運転免許試験所となっています。
免許センターの場合は即日交付してくれますが、警察署の場合は後日交付の場合があり時間がかかるとのことです。
私の場合、朝一番に行きましたので15分くらいで発行してもらえました。
申請時に必要なもの
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アメリカでの運転免許証を取得する
①日本で国際運転免許証を取得 ②アメリカにて州の居住者になる ③1カ月から3か月(その州による)の間にその州の運転免許証を取る |
上記の流れのように、日本で国際運転免許証を取得し、
アメリカで運転する場合には、州の居住者になってから1か月から3か月以内に、その州が発行する運転免許証を取得しなければいけない州が多いです。
また、他州から他州に引越しする場合もその州の運転免許証への書き換えが必要なんです。
州によって1カ月なのか3カ月なのかは違いますので、必ず調べましょう。
日本で取得してきた国際免許証が1年間有効でも、現地の免許証を取らずに運転し続けることはできません。
その州が定めた期間内に、州の運転免許証を取得するということです。
おそらくご主人の会社から手続きに関しての説明やフォローがあります。書類関係や筆記・運転試験内容などかなり詳しく教えてもらえますよ。
アメリカの運転免許証の効力
アメリカでの州の運転免許証は身分証明書になります。
ですから取得しない場合には
州の身分証明書を発行してもらうか、パスポートを持ち歩くということになります。
医療機関の利用、ホテルの宿泊、銀行の窓口での現金引き出し、薬局で処方箋薬を購入する時、あらゆる場面で運転免許証(または身分証明書)の提示が必要で、国際免許証は身分証明書としては使えません。
アメリカでの運転事情
アメリカは日本と逆の右側通行で、左ハンドルで、日本と同じ左側通行を行っている国は少数です。
日本での運転が慣れていると、一瞬「あれ?!あってるかな??」と不安になりますが、
運転する左側に中央線があれば合っているという目安があるので、ぜひ覚えていてくださいね。
アメリカに限らす、各国で交通規則がありますので、必ず勉強して安全に運転できるようにしましょう。
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