こんにちは!
夫のアメリカ赴任で家族も一緒に渡米し無事に一年が過ぎました。
一年経つと学校行事などの流れも把握でき、ほっと一息付けた感じがします。
アメリカ赴任が決まったと聞いたとき、まずは「えー!一体何からすればいいの?!」と一瞬パニックになったことを思い出しました。
実際に住んでみて分かることがたくさんありますが、事前の情報収集をすることはアメリカ生活をスムーズにスタートさせるためには大変重要です。
この記事では、妻、母の立場から「アメリカ駐在生活にむけてまず何をすればいいか」をご紹介します。
↓以下の内容が当てはまる生活スタイルです。
・長期の海外生活・アメリカ生活は初めて、英語に自信はない ・国際引越し便で海外に荷物を持っていける(日通やヤマトなど) ・日本にレンタルスペースがある(会社側の準備など) ・冷蔵庫や洗濯機・乾燥機などは家についている ・大型家具は現地で購入、もしくはレンタルするなど現地調達が基本である ・携帯電話は現地での契約をする |
1.現在赴任中の駐在員・奥様に連絡を取る
ご主人を通して、奥様がご自分で質問ができるように現在アメリカに赴任中の駐在員や奥様とメールのやり取りができるようにしてもらいましょう。
私の場合は、夫の立場での情報収集と合わせて、奥様からの具体的な情報を直接聞けることはとても参考になりました。直接、現地で赴任されている、またはされていた奥様とメールなどでやり取りできるようにしてください。2~3人の方とやり取りできるとより具体的に分かります。
アメリカ赴任前に、やり取りしている方がいるということは大変心強く、実際、すぐに会ってお話しできたのでとてもスムーズにアメリカ生活を始めることができましたよ。
まずは、大まかなことを把握し、そこから細かい情報を収集していくとよいでしょう。
・家族にとって住みやすい環境か、現地の気候、治安、人種が多いかなど。
・駐在員や駐在妻、子供はどれくらいいるか。日本人が多いか少ないか。 ・スーパー、病院、学校など、どのような生活圏か。 ・車の運転は必要か。 ・英語力はどれくらいのレベルが必要か。 ・子供の学校関係、現地校、日本人学校などどのような教育機関があるのか。また学力のレベルなど。 ・日本語補習校や日本人向けの塾や家庭教師が近くにいるか。 ・子供の日本語や現地での英語教育はどのようにしているか。 |
などでしょうか。
私は幼稚園と小学生低学年の子供を連れてのアメリカ駐在生活となりましたので、子育て環境が最大重要項目でした。ちょうど、同じような年頃のお子様がいらっしゃり大変心強かったです。
渡米前に、アメリカ現地での子育て・教育環境をある程度具体的に把握することは、本帰国の決まっているお子様にとってのアメリカでの過ごし方を考える時に非常に重要となります。
2.気になる持ち物をリストアップする
①近くに日本の食材や調味料を買えるところはどこか?
これは大変重要です。近いならば、日本から大量に持って行く必要はありません。ただ、かなり割高になるので賞味期限を見ながらスーツケースに持ち込めるだけ持ち込むことをお勧めします。食品はスーツケースでしか持ち込めないです。
②日本から持参したらよいものは何か?
キッチン道具、洗剤、シャンプー類、衣類全般など生活にすぐに必要なものは出来るだけ日本で使っていたものを丸ごともっていきましょう。
③現地調達でよいものは何か?
アメリカで住む家、アパートなどたいては冷蔵庫、食洗器、レンジ、オーブン、洗濯機、乾燥機などがついていると思います。どのような家具や家電がついているかを確認しましょう。
④子供の教育に必要なものは何か。
お子様の年齢によって持参するものが違いますので、必要なものを書き出してみてください。おもちゃ、絵本、本、辞典、図鑑、ドリルや問題集、漢字ノートなど書き出すと色々ありますね。
アメリカで実際に生活をしてみなければわかりませんが、あくまでも日本スタイルの生活にこだわるなら、日本からいろいろと持参したり、ネットで購入したりすることになります。
また、せっかくアメリカに来たのだから、現地の生活スタイルをベースにと考えているならば、本当に必要だと思う日本の物を揃えていくだけでも十分です。
私の周りにはどちらのスタイルの方もいらしゃいます。アメリカに行く前から、どちらかを決めるのは難しいく、住む場所(なんでも日本のものが揃う地域か、何も周りにない地域か)にもよりますので、「アメリカでの生活をスムーズにスタートさせる」ことを重視するとよいと思いますよ。
3.荷物の送る順番・到着の順番を決める
アメリカへの引っ越しで苦労するのは、「何をどの順番で荷出ししていくか」ということです。
まず、荷物の送り方はこの3つ。
①スーツケース・手荷物・・・本人と同じタイミング ②エア便(航空便)・・・1週間から2週間後到着 ③船便・・・1か月から2か月後に到着 |
アメリカ駐在の場合、船便も航空便も持ち込める容量が会社から規定があることがほとんどですので、優先順位をつけて、持ち込みするもの、量を決めていくという作業があります。
たいていの場合、ご主人が先にアメリカに行き、後から奥さんやお子様が現地入りする、というパターンです。
そして、そのパターンでの荷物の出す順番はかなり面倒です。
一回で済む日本国内での引っ越しとは違い、住みながら順番に荷造りしてアメリカへ荷物を出していくという段取りと作業が大変なんです。
到着日から使用 | 1~2週間後到着 | 1~2か月後到着 | |
ご主人が先にアメリカに引越し。 | 手荷物
スーツケース |
エア便(第1便) | 船便(第1便) |
奥様、お子様が2か月ほど後でアメリカに引っ越し。 | 手荷物
スーツケース |
エア便(第2便) | 船便(第2便) |
アメリカに持参するもの以外に
・日本に残していくもの
⇒ トランクルーム、自宅、実家など
・日本で処分するもの
⇒ 冷蔵庫や電子レンジなど(譲る、売る、廃棄など)
もありますので、早めに計画を立てながら、出発までに取り組みましょう。
4.引越し会社を決める
引越し会社が決まれば、荷物の見積に来てくれ、船便、航空便、スーツケースや手荷物に入れるものの注意点など、いろいろとアドバイスもしてもらえますので、それを参考に段取りをしていけばかなりスムーズです。
引越し会社は、会社からの指定があったり、自由に選べたりしますが、わが家は海外引越のプロである
「日本通運 海外サービス」
http://www.nittsu.co.jp/kaigaihikkoshi/にお願いしました。丁寧さ、迅速さは前回の引っ越しでよくわかっていたので信頼もありましたし、事前段取りと当日の引っ越しの手際のよさ丁寧さに感動しました。
引越し屋業者さんも重要ですので、ご自分の希望に合う引っ越し業者さんをお選びください。
5.とにかく情報収集が大切です
何から手を付けていいか、途中で分からなくなることも多々ありますが、まずは現地の駐在員・奥様に連絡を取り、奥様自身が直接情報収集できるようにすることが、精神的にも物理的にも最善の策だということです。
それをもとに、時系列に準備を進めていけば、チェックもしやすいですよ。
アメリカ駐在が決まった方は、頑張ってご準備くださいね。
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